2017年12月
悩んだ2日間
我が家にきて
丸2日半。
無い頭を使って
考えた。
生後2か月。
多分メス。
体重500g弱。
爪は伸びきっている。
足の向きがおかしい。
呼吸の仕方がおかしい。
…持ち上げて分かった
肋骨の異様な広がり。
音、人間の手、カイの動き、
全てのことに怖がり、
小さな体をずっと震わせている。
飲まず食わずの丸2日間。
体温調整も難しいだろうと
湯たんぽを入れてあげるが、
布団に乗ることすら怖がっている。
うんち、おしっこは正常に出た。
ねずみのおもちゃが好きなようで
隅っこで遊ぶ姿も見られた。
目の前にいるこの子を
観察しながら
得られる情報を
一気にかき集め、
頭の中で
整理していく。
どう接してあげていくべきか。
ひとまず
ご飯を食べてほしい・・・
ミルクも飲まない。
・・・ともかく私を怖がるのだ。
このままでは
小さい体はもたないだろう。
「みぃー」と小さな声でよく鳴く。
どっかできいたことある鳴き方だ。
あぁ…そうか !
リオ達がこうやって鳴くと、
凛ママはすぐに駆け寄ってきたっけな。
あぁーそうか…
凛ママはいつも子猫と一緒に
くっついて寝てたっけな。
ただ、
ゲージから出したら、
家具の隙間に入り込んで
出てこなくなるだろう。
明らかな社会化不足。
カイがゲージ前にいることが
恐怖となっている。
では、カイさん出番です。
怖くないんだと自ら学ばせる。